永年お世話になっていますオーナー様、重量鉄骨住宅を約20年前に建てて頂き、
今回はその横に新たに木造2階建ての増築工事を担当いたしました。
永いお付き合い、本当にありがとうございます。
今回新しくなったそのお住まいに負けないように、20年前のお住まい部分も
きれいに補修しております。
こんな事、よくありませんか?
2階ベランダに出入りする掃出し窓際の床の表面の塗膜がパラパラとめくれてきて、
木質材が劣化してボロボロになってしまう事。
紫外線の影響「複合合板フローリング」の表面の塗装が劣化してしまうんです。
窓を閉め忘れて、雨がふき込んで濡れてしまった跡も、このようになってしまいます。
「複合合板フローリング」って、ご存知ですか?
何層にも重ねた合板を基材にして表面に木質単板を張ったフローリングです。
温度や湿度によって変形しにくく、傷や汚れに強く、コストも抑えられていますから
広く一般的に採用されています。
世の中の床材の9割は「合板製」と言われています。
今回のミッションは、その「複合合板フローリング」のメンテナンス処理です。
表面が劣化してザラザラになってしまったフローリングの表面を
軽くサンダー掛けして研磨していきます。
「複合合板フローリング」の表面の木質単板は、約0.3~1.0m/m程度ですので
削り過ぎには注意です。
補修範囲が目立たないよう、床の継手模様に合わせてマスキングテープで養生して、
着色時は薄い色で塗布して、拭き取りで徐々に色を合わせ、仕上げのクリアー塗料を
2回塗布します。
使用塗料着色剤 → 和信 ボア―ステイン水性木部着色剤
表面の半艶クリアー塗料 → 和信 水性ウレタンニス(室内木部用)
劣化の頻度によりますが、着色により木目模様が弱くなってしまう場合もありますが、
割とキレイに補修できたと思います。
最近の「複合フローリング」は表面仕上げが木質系の樹脂シートとなっている商品が多く、
その補修は今回の方法では出来ませんが、樹脂シートでは今回のような劣化現象は
起きにくくもなっていますよ。
内装建材の傷やへこみを修理する「リペア」作業は、ご相談頂ければ
対応工事もさせて頂きますので、こちらからお気軽にお問合せ下さい。
「DIY」が趣味で特技の「キタ」がお届けいたしました。
お家のちょっとしたメンテナンスから大型リフォームまで承ります。
施工事例はこちらから
静岡市でリフォーム・リノベーション・耐震・新築も
住まいの事なら何でも!ご相談ください。
📞0120-333-271 または ✉メール
おかげさまで創業107年!!信頼と実績の
PanasonicリフォームClub池田建設(株)
静岡市駿河区曲金2-3-8