スタッフブログ

「下の階に雨漏りが…!」緊急対応から完了までのマンション防水リフォーム


「下の階に雨漏りが…」緊急のご相談をいただきました

築45年のマンションで、

「下の部屋の天井に雨漏りが出てしまった」と連絡があり、

すぐに現場を確認しました。

バルコニー防水層のふくらみ・劣化が見られる状態

バルコニーの床を見ると、防水のふくらみや剥がれがあり、

下から水が入り込んでいることがわかりました。

さらに、床(スラブ)には大きなひび割れも…。

バルコニー床面に大きなひび割れが入っている様子

【原因】見えない“水分”が溜まっていました

防水の膨れ方を見ると、

内部に水分が入り、逃げ道をなくして溜まっている状態。

このまま上から塗り直すだけでは、

またすぐに膨れ・剥がれが再発してしまいます。

 

【工事の流れ】できるだけ分かりやすくご紹介します

 

🔧 ① 古い防水を撤去 → 下地のダメージをリセット

古い防水層を撤去している作業の様子

劣化した防水をすべて剥がし、

ひび割れや弱っている部分を取り除きます。

 

下地を補修し平らに整えている写真

下地を平らに補修し、次の工程に備えます。

 

 

🔧 ② 通気シート&脱気筒で、水分の逃げ道をつくる

バルコニー全面に通気シートを施工している様子

防水工事で最も大切なのが “内部の湿気対策”。

そこで、通気シートを敷き込み、

内部の水分を逃がす仕組みを作ります。

 

通気シートの上に脱気筒が設置された様子そして、湿気を外へ排出するための脱気筒を設置。

この工程があることで、防水が長持ちします。

 

 

🔧 ③ ウレタン防水を塗り重ねて強い防水層に

ウレタン防水を1回目塗布している作業風景

液状のウレタン防水材を広げ、継ぎ目のない防水層を形成。

このあともう1回塗り重ね、しっかりした防水層が完成します。

 

🔧 ④ 最後に保護塗料を塗って仕上げ

防水工事が完了し、美しく仕上がったバルコニー

紫外線から防水層を守るため、

仕上げのトップコートを塗ります。

きれいなグリーンの床に生まれ変わりました!

 

Before

バルコニー防水層のふくらみ・劣化が見られる状態

After:

防水工事が完了し、美しく仕上がったバルコニー

見た目が明るくなり、住民さんからも

「これで安心して暮らせます」と喜びの声をいただきました。

 

防水は“10〜12年”が目安です

バルコニーは普段気にしない場所ですが、

劣化すると雨漏りにつながる重要ポイント。

☑️ひび割れ

☑️膨れ

☑️剥がれ

☑️部分補修を何度もしている

☑️築10年以上そのまま

ひとつでも当てはまる場合は、点検がおすすめです。

マンション修繕もこちらからお気軽にご相談ください

 

防水リフォーム施工事例はこちら↓

雨漏りしてからでは遅い? 築20年、鉄骨造の屋上の防水改修工事☔

街中の3階建住宅🏢屋上防水のメンテナンス|静岡市N様邸/鉄骨造

 

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