こんにちは、ごりら🦍です。
今回は再び『内窓工事』についてご報告させて頂きます。
現在、『断熱内窓』を施工の際に国から補助金が下りていますが
では、どういった意図で国は実施しているのか、
というところまで説明させて頂きたいと思います。
まず、前回のブログでも取り上げましたが、
内窓工事のメリットとデメリットを説明をします。(大切な事ですので2回言わせてください!)
まずは、メリットです。
1.工事期間が短いこと(大体が一日で終わります。)
2.外からの音が防げる。(遮音性能が良いです。)
3.窓際の結露防止
4.夏の冷房代・冬の暖房代の節約❗️
冷暖房費を削減するということは、エネルギー費やCO2の削減にもつながってくると同時に地球温暖化にも優しいということになります。
次に「デメリット」
1.j窓掃除の手間が増えてしまう。
2.窓の開け閉めが2回になる。・・・ですが、
簡単な工事で、防犯、断熱、結露、等の効果が期待されるので、
お勧めせざるを得ません!
次に、どうして窓の工事ばかり補助金が出るの?ということです。
そのために、家全体の熱の出入りの割合を説明します。
見ていただくと圧倒的に窓からの熱の出入りが多いです。
お家全体の70%~60%が 『窓』なんです!
ですから、窓の断熱性を高める事が1番効果的なのです!
かつ簡単な工事での断熱が出来ますから、まさに一石二鳥!
工事をさせて頂いています私でも、その効果には !してしまう程なのです。
それでは、もっと大きなお話しになりますが
日本のお住まい自体が どのくらいの断熱が出来てるの?
ということで、世界との断熱の比較を調べてみました。
断熱基準「UA値」で比較しました。
「世界」
フランス 0.36
ドイツ 0.40
イギリス 0.42
アメリカ 0.43
「日本」では、
北海道 0.46
秋田・岩手・長野の一部 0.56
北陸~九州 0.87
※数値が小さいほど断熱性が良いのです。
窓の性能指数「U値」
「世界」
フィンランド 1.0
ドイツ 1.3
オーストリア 1.4
デンマーク 1.5
チェコ 1.7
アメリカ(北部) 1.7~1.82
イギリス 1.8
ハンガリー 2.0
フランス 2.1
イタリア 2.0~4.6
中国 1.6~2.5(寒冷地)
スペイン 2.1~2.8
韓国 2.1~2.4(中部)
「日本」
北海道・東北 2.33
関東・内陸 3.49
関東以南の地域 4.56
※数値が小さいほど断熱性が良いのです。
断熱の基準は外国との差が倍以上あり
窓の断熱性能に関しては、関東以南の地域で4倍以上の差があります。
日本は、他国に比べても断熱性能が低いのです。
断熱性能、う~ん、改めて まだまだ改善していかなければ、って事が
良く分かりました。
更に 地球温暖化を身近なもので防ぐには、
『断熱内窓』がぴったりということも 痛感しましたです。
今回は、長くなってしましました。すいません(笑)
私自身が今回ブログを投稿するのにとても勉強になりました。
今まで、ショールームに行かさせて頂いたことがありましたが、
そういったときに基準となる数値が分かっていくのと分からないのでは
全く感覚が変わってくると思うので、これからに生かしていきたいと思います。
最近、『断熱内窓』工事を集中してやらせて頂いています。
『断熱内窓の事なら ごりら』までお任せください!
以上、ごりら🦍でした。
連日30℃超えの暑さが続いています。お家が暑い!とお困りの方こちらからお気軽にご相談ください。